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2015/09/07

マリアアザミDとマリアアザミFFDとの違い

天然のマリアアザミの種にはシリマリン※が1.5~5%含まれており、その他にもたくさんの成分が含まれています。この種をまるごと使ってフリーズドライ、粉末化したものがマリアアザミFFDです。一方、マリアアザミ種子を収穫後、加工によりシリマリン含有量を80%にも増やしたものがマリアアザミDです。
マリアアザミFFDは4~12カプセルが1日の目安量とされています。1カプセルは600mg入りなので、1日6カプセル摂取する場合600mg×6 =3600mg。もともと種子に含まれるシリマリン含有量の平均値(約4%)から、1日のシリマリン摂取量はおよそ144mgになります。これはシリマリン摂取量としてはマリアアザミDを摂取するのと同等になります。
しかもマリアアザミFFDを摂取することにより、さらにシリマリン以外の成分まで摂取できるというメリットがあります。マリアアザミFFDにはシリマリンは最大で5%程度しか含まれていませんが、残りの95%には天然の重要な成分が含まれているのです。マリアアザミDには80%ものシリマリンが含まれますが、逆に言えば他の成分は20%しか含まれていません。もちろんシリマリンがマリアアザミに含まれる成分の中で最も重要なことは間違いなく、マリアアザミDの切れ味はとても優れています。
医薬品のように切れ味鋭く使いたい場合はマリアアザミD、ホリスティックな視点で自然治癒力を生かしながらハーブを使いたい場合はマリアアザミFFD、という使い分けをおすすめいたします。
(※シリマリンとはマリアアザミに含まれるシリビニンやシリクリスチンなどの成分の総称です。シリマリンという特定の成分があるわけではありません。)